トルコ滞在記
※この記事には"昆虫"が登場します。苦手な方はここでドロップアウトなさることをお勧めします。 この日はトルコ南部のアンタルヤというところにいた。ここはマナウガト(Manavgat)というエメラルドグリーンの滝と、地中海が有名なリゾート地であった。筆者は…
この日は、トルコの結婚式にお邪魔することになった。筆者が過ごしていたのは、トルコ中部に位置するネブシェヒルという地域だった。ネブシェヒルは、カッパドキアのあるギョレメ国立公園が世界遺産に指定されていて、毎年多くの観光客が訪れる。キノコのよ…
成田空港から約12時間、イスタンブルのアタトュルク空港に到着した。無事トルコに到着したと安堵するのも束の間、早速、サマースクールのスタッフを探さなくてはいけない。日本人は他にもいるはずであったが、それぞれが別の席に座っていたためか、見つける…
日本の夏、ジリジリと陽が照って、熱風が吹き荒れ、生きとし生けるものは無残にもカラカラに乾いてしまう。そんなとき、我々は何を飲むだろうか。風通しの良い縁側に避難して、風鈴の音でも聴きながら冷たい麦茶だろうか。それともコンビニに駆け込んで、キ…
結構前に流行っていたツイートで、トルコのファッションショーでネコがランウェイを闊歩しているものがあった。これぞまさに"キャット・ウォーク"だ、なんてことを言われていたが、そもそもなぜネコは建物内に入ることができたのか。 Now THAT'S a catwalk: …
アマゾンプライムというのは便利なもので、中でも映画が見放題のストリーミングサービス、プライムビデオは非常に重宝している。プライムビデオを適当に漁っていると、ナショナルジオグラフィック・チャンネルの動画を見つけた。その中に、トルコの世界遺産…
アヴァノスのお土産屋を手伝っている少年。夏休み中だからか、多くの店で子供たちが、アトリエ兼お土産屋で手伝いをしていた。お兄ちゃんらしき子にあいさつしてみると、東洋人がトルコ語を話すことに驚いたのか、弟を連れてきた。写真を撮ってあげるよ、と…
イスタンブール・アタテュルク空港のカフェにて。現在この空港は、新空港ができたために、昨年の10月を最後に使われていないらしい。図らずも、もう二度と降り立つことのできない空港になってしまった。 イスタンブルのショッピングモールの前で煙草を売って…
イスタンブルのショッピングモールに寿司屋があった。名前は"sushico"という。店に入ってみると寿司屋というよりは、カフェや、ハンバーガーショップのようなたたずまい。店員も割烹着姿ではなく、普通のカフェのような制服を着ていた。天井の方に目をやって…
トルコといえばサッカーである。それは他のスポーツは興味がないといわんばかりの熱狂っぷりだ。無論、野球なんていうスポーツはそのルールを知らない人も多く、老若男女問わず、兎にも角にもサッカーを愛している。特に、イスタンブルを本拠地とするガラタ…
フライトキャンセルがありながらもTK53便は16時40分頃、成田空港からイスタンブール空港へと無事に飛び立ったのだった。ちなみに、そのドタバタの"飛"劇は是非とも前の記事を読んでいただきたい(とおすすめする程の内容でもありませんが…)。 xxxtomo1128xxx.…
ネブシェヒルの朝5時、辺りはまだうす暗い。ここはトルコの中央部に位置する、人口30万ほどの都市である。眠い目をこすりながら、ホテルに停留しているバスに乗り込む。世界遺産のカッパドキアのあるギョレメ国立公園のほうに向かって30分ほどバスを走らせる…
午前中の授業が終わると、午後は何らかのアクティビティが待っている。この日はギョレメ国立公園の方向へとバスは向かった。目的地に到着するや否や、大きな円錐形の形をした岩と、おとなしく待っている馬が目に入った。どうやら今日は馬に乗るようだ。相変…
ネブシェヒルはトルコのほぼ真ん中に位置していて、約30万人がそこで生活している。行政区画で言えば県という位置づけになる。南東に位置する世界遺産のギョレメ国立公園およびカッパドキアの岩石遺跡群(Göreme Milli Parklar ve Kappadokya)は何よりも重要…
トルコのほぼ中心に位置するネブシェヒル。ここは標高が高く、山に囲まれているため、朝夕は真夏でも涼しく過ごしやすい。雨が少ない気候で湿度は低く、体感温度は20~25℃くらい。時より心地の良いカラッとした風が吹いてくる。その頃の日本といえば熱中症に…
事の発端は腹痛発症前日の深夜だった。同じ部屋の友達に呼ばれてロビーへ行ってみると、市場で買ってきたというブドウとビワらしき物が皿に盛られている。そこにはホテルの従業員の人達も一緒にいて、なんとも賑やかな感じになっていた。盛られているブドウ…
サマースクールでは1人ではなく必ず2人が、一緒の部屋で生活するということになっていた。自分はパキスタンの人と同じ部屋になった。名前はジュネイド、31歳。彫の深い顔にひげを蓄えた、あまりにも精悍すぎる顔立ちはいかにも中東のイケメンといった感じ。…
ある奇跡的な話をしたい。 7月14日の22時半、満を持してトルコに飛び立つ予定だった。だが、用事が押しに押して21時40分、出発の45分前に空港に到着した。この時点で筆者の身に何が起こったのか察しがつく人はいるかもしれない―。チェックインカウンターには…
7月中旬から8月中旬までの約1か月間、トルコに行ってきた。旅行なんかではなく、トルコ大使館文化部の「ユヌス・エムレ インスティテュート(Yunus Emre Enstitüsü)」という財団法人が主催するサマースクールがあって、それに参加したのだった。これは留学と…