三浦日記

音楽ライターの三浦智文が、日記のようにつらつらと書いていくブログ

ほぼ日刊三浦シアター

洋画のタイトルの邦訳問題について―マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)より

「洋画のタイトルの邦訳問題」については、以前X-MENを引き合いに出して、ああだこうだと書いていたが、今回は同じマーベル作品でも、20世紀FOXサイドではない、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)について、書いていこうと思う。 X-MEN・シリーズの…

洋画のタイトルの邦訳問題について―アメコミ映画の金字塔、X-MEN・シリーズより

洋画というものは、日本でプロモーションがなされる以上、そのタイトルの邦訳は避けて通れない。ただ、中にはその邦訳、本当にそれでいいのか、と思わされるようなものもある。例えばアメコミの金字塔、X-Menシリーズを見てみると、第一作の『X-Men』は『X-…

これが私のアメコミ映画遍歴

アメコミ映画は、トビー・マグワイア主演の『スパイダーマン』(2002)を観たのが一番最初のきっかけだったと思う。PUNPEE氏がブログで、 Comicsを好きになった人たちって大きく何世代かに分かれるとたまに聞きますが("一番最初に日本に持ってきた一番最初のガ…

【ほぼ日刊三浦シアター5】ドイツとトルコの関係性について―『おじいちゃんの里帰り (Almanya: Welcome to Germany)』から

ドイツとトルコは隣国ではないし、さらには宗教的にも異なっているため、これまで両国の関係性というのは希薄なものであると思っていた。しかしながら、"移民"というカテゴリーにおいてはその関係性というのは非常に深いことがわかる。『おじいちゃんの里帰…

【ほぼ日刊三浦シアター4】救いの手、一切無し―『炎628 (Иди и смотри)』(1985) レビュー

すさまじい映画だ。1つの救いもない。希望を感じる暇すらない。例えるとしたら、地獄に落ちたかと思えば更なる地獄が待っていて、そこから這い上がることすら許されないというような感じだ。そして、それは決して夢ではなく、全て現実であるということが淡々…

【ほぼ日刊三浦シアター3】『デッドプール (Deadpool)』と、"第4の壁の破壊"について

当初、この記事では映画『デッドプール』の本編の内容についてどうのこうの書いていく予定だったが、そんな予定を変更して、"第4の壁の破壊"にピックアップして書いていこうと思う。そのためこの記事は『デッドプール』を観たことがあるか、その内容を知って…

【ほぼ日刊三浦シアター2】『明日に向かって撃て!(Butch Cassidy and the Sundance Kid)』(1969)

1969年に公開されたこの映画は、反体制の人物を主眼に置いた"アメリカン・ニューシネマ"の金字塔として名高い。この映画を知ったのは、先日、突然この世を去った祖母の部屋に置かれていた"新聞欄"がきっかけだった―。 話は高校生の頃、1人で祖母の家に訪れた…

【ほぼ日刊三浦シアター1】『きっと、うまくいく (3 Idiots)』(2009)

『きっと、うまくいく (3 Idiots)』は2009年に公開されたインド映画。上映時間は約3時間とかなりの長編映画になっているが、そんな長さを忘れさせてくれるくらいにテンポと歯切れのよいストーリー構成となっている。もちろんボリウッド(Bollywood)のお家芸的…