01. Billie Eilish - bad guy
2019年、1番聴いたと思う。新たなポップスターの誕生を決定づける曲。ミニマルなサウンドに際立った低音や、リリックからは1990年代のインダストリアルの香りが漂ってくる。ウィスパー・ボイスとのアンバランスさによって、何とも言えない不気味さと、キャッチーさを両立させている。
02. Bring Me The Horizon - sugar honey ice & tea
メタルファン以外に対する間口が、一気に広がったのを印象づけるような曲。その聴きやすさだけではなく、メタルにおける定型のようなものを真正面から崩すようなスタンスが見事に表現されている。本人達はその気はさらさら無さそうだが、2020年代を担っていくバンドになる予感。
03. The 1975 - People
マリリン・マンソン的なインダストリアルを大胆にオマージュした楽曲。その前にリリースされたのが、アンビエントなサウンドに、環境活動家のグレタ・トゥーンベリのスピーチを楽曲に組み込まれた「The 1975」であり、その振り幅に驚かされた。衝撃度合いでいえば、2019年、間違いなくトップ。
04. Slipknot - Nero Forte
そのサウンドから構成を取り巻く"怒り"が、はみ出ることなくコントロールされた楽曲。
05. Beck - Dark Places
アンビエントと歌モノの狭間のような楽曲でも、しっかりとベックらしさは全開。
06. Wallows - Scrawny
ノスタルジックで、ど真ん中なギターロックがこの時代に鳴らされる感じが良かった。
07. Tash Sultana - Big Smoke
チルに大胆なギターソロが入り込むのが斬新。次世代のギターヒーローになりそうな予感。
08. The Black Keys - Every Little Thing
メロディーに懐かしさを感じるが、しっかりと今の音として鳴っている点が良い一曲。
09. Vampire Weekend - Unbearably White
軽やかながらも、バンドとしての強さが感じられる楽曲。
10. Post Malone - Sunflower
『スパイダーマン: スパイダーバース』が最高でした。これはその主題歌。