三浦日記

音楽ライターの日記のようなもの

2019-09-13から1日間の記事一覧

反俗的な日常を描く——エレカシ全作レビューⅢ『浮世の夢』

エレファントカシマシの初期の作品はパンクである——。一般的にはそのように形容されることが多いように思えるが、1989年リリースの彼らの3rdアルバム『浮世の夢』は、世間というものに対してメッセージをぶつけるような"パンク・アルバム"ではない。ひとまず…